絶対やるべき名前の辞書登録

学校DX

学校で文書を作る際、文字入力で意外に大変なことは子どもの名前の変換です。

最近の子どもの名前は親御さんの願いがこめられた”キラキラネーム”が多くなり、変換に四苦八苦している人も少なくないと思います。

「すでに作成した名簿の一覧表を使えばよいのでは?」と思う人もいますが、授賞名簿など、特定の子どもだけの名前を入力する場合など一覧表から探してコピーすることも結構な時間と労力を費やします。

そこで今回は、このキラキラネーム含めた児童生徒の名前を、どの職員でも簡単に変換できる方法を紹介します。

1 子どもの氏名を変換できる辞書ファイルを作成する

2 名前の辞書ファイルを登録・共有する

1 子どもの氏名を変換できる辞書ファイルを作成する

「辞書ファイルをつくること自体が大変なことなのでは?」

と思われる方もいると思いますが、学校には校務支援システムの運用や児童(生徒)名簿作成に活用するためのデータが必ずあります。

そのデータを日本語入力システムの辞書ファイル形式にして、読み込ませてあげるだけなのです。
※詳しくは2の手順書を確認してください

形式はとても簡単で、ExcelやGoogleスプレッドシートの3列のみを使用します。

これらの表計算ソフトを使う理由は次の3点です。
・既に学校で作成した児童生徒名簿が利用できます
・辞書ファイルに必要な品詞も時短でコピーが可能
・列ごとに入力が可能であり、最後にテキスト形式(タブ区切り)
での保存も行うことができます。

2 名前の辞書ファイルを登録・共有する

氏名の辞書変換ファイルを作成し登録した後は、職場で共有をおすすめします。

共有ドライブ等に保存した辞書ファイルの読み込みは一瞬で完了します。

詳しくは下の手順書をご覧ください。

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苦労していた名字や名前の変換が一瞬でできた時、職員の方々は「気持ちいい〜」と感じ、こんな素晴らしいものを自分一人で使うだけではもったいないと思うはずです。

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